宝石のカット方法は主に二種類!
ダイヤモンドのカットの基本となるのはファセットカットです。ファセットとは英語で切子面や小さな平面を表しています。宝石の透明度や屈折を活かすための小さな面を入れるカットを施したので、ファセットカットと呼ばれるようになりました。
さらにファセットカットはブリリアントカットとラウンドカットの二つに大別されます。どちらもダイヤモンドの美しさを際立たせるもので、現在の流通しているダイヤモンドの大部分に取り入れられています。
ファセットカットに対してカボションカットもありますが、こちらはダイヤモンドにはあまり使われていません。カボションカットは宝石をドーム状に磨き上げる技法で、不透明な宝石や硬度が低い宝石に向いています。ここではダイヤモンドの主流であるブリリアントカットとラウンドカットについて解説します!